先日、ご成婚されたお二人とお会いしていて印象に残ったことは、

「自分が話したことが、無理なく相手に通じることが非常に楽だった」

ということが決め手の一つだった、ということでした。

それは会話全般においてのことをお話されていたと思うのですが、例えば、お二人のお仕事のジャンルが近かったこともあり、普通のお相手であれば「こういう専門的な話をしてもわからないだろうな」というような内容のお話をしても、お相手がパッと理解でき、共通言語があるということも、お互いに会話の楽しさがあったのではないかなぁと思いながら、伺っていました。

以前、ある劇作家の脚本がなぜ人々は面白いと思うのか、といった分析をしており、要約すると、

「共通一次(今のセンター試験)レベルの知識がないと理解できないネタが、ところどころに散らばっており、人はある程度の教養をベースとしたコミュニケーションが成立することに、面白い、楽しい、と感じるものである」

ということなのですが、共通言語とは、共通の趣味がなければいけないとか、そういうことではなく、会話をするベースの教養のようなものが同レベルであるということがとても大事なことなのだろうと思います。

どんな話をしても、いつも「そうなんですね。すごいですね。」といったような広がりの無い返答しか返ってこなければ、男女限らず、一緒にいる時間がとても退屈なものに感じてしまい、次のデートに繋がらない、というパターンも少なからずあるように思います。

一般的にも高学歴な男性は、同じく高学歴な女性を選ぶ傾向がどんどん顕著になってきているそうで、それに対し、様々な分析がされていますが、一つはこうしたことも背景にあるのかもしれないな、と思ったご成婚カップルとのお時間でした。