先週に引き続き、「居心地」問題について。

夫の実家(名古屋)になんだかんだ3カ月に1回ぐらいはちょこちょこと帰省しているのですが、これってどうなんでしょう、頻繁な方なんですかね?

でも、私は全く面倒くさいという気持ちはなく、むしろずいぶん居心地が良いので、名古屋帰省は毎度楽しみになっております。

というのも、義理の両親は“真性サバサバ系”人種(?)で、お墓とかもどうでもいいらしく、代々の立派なお墓も「こういうのを残されても、子供たちが可哀想なだけでしょ」と7人兄弟全員で墓終いしてしまい、この間も「どうせもう見ないから」と過去のアルバムを全部捨てようとしており(慌てて止めましたが)、「あの頃は良かった」的な過去の話を話して聞かせるみたいなことも全然しないし、全体的にとにかく「さっぱり」しており、形式とか世間体とか見栄みたいな部分も限りなくゼロ。

でも、よくよく考えてみると、義両親に限らず、最近私が一緒にいて居心地が良いな、と思う人というのは共通して、“一般的な価値観に引っ張られず、自分の考えや価値基準を持って”生きている感じのする人で、そういう人といると楽なんですよねー。逆に、世間一般のわかりやすい基準や数字をそのまま自分の物差しにして生きている感じがする人とは、年々一緒にいると息苦しく感じている自分がいます。

先週は、ストレスがないこと=居心地の良さ、であり、その一つとして「コミュニケーションのスムーズさ」みたいなものを挙げましたが、もっと大事なことは、普段の思考や価値観に違和感がないこと。結局、そこが一番ストレスを生じるかどうかのポイントになる訳ですが、それってなかなか皆さん「自分のパートナーに求める価値観って何なのかわからない」とおっしゃいますが、きっと実はそこは友人だろうが家族だろうが関係なく、身の回りで自分が一緒にいて楽だったり、楽しかったりする人に共通している本質的な部分ってなんだろう、と考えてみると、案外答えが出るかもしれません(ちなみに、それって自分と考え方が一緒というのとはまた別だったりする気もします。)

そして、答えが見えてきたら、それがわかるような質問をお見合いやデートでいろいろな角度で投げかけながら、お相手を掘り下げてみること。自分が一つ視座を持っていると、趣味の話やテレビの話など何気ない話をしていても、きっと今までには見えなかったお相手の価値観に触れるような発見ができるように思います。

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