タイトルに惹かれて、ついつい読んでしまったプレジデントウーマンの記事

インタビューされていたのは脚本家の田淵久美子さん(NHK大河『篤姫』を書いた方です)。

記事の中に「男性ほど女性の幸せを願ってくれる存在はいない」という一文が、心に突き刺さりました。私は女子高だったこともあり、女友達の絆は強いと本気で思っているのですが、この歳になると、男友達の存在のありがたさを、しみじみと感じることが多いのも、また事実。

ここでいう男友達というのは、単なる学生時代の遊び友達というノリの相手ではなく、元彼で今は友達という存在のこと。田淵さんの場合には、離婚した夫と再婚した夫が仲よく付き合っていたというエピソードもあり、それは結局、別れを大切にしているからで、一度は一緒にいたいと思った人ならばこそ、その人の幸せを願える度量を持ってほしい。それができるのであれば、どんな人生を選んでもいいと締めくくられています。

男と女って、そもそも別物。
女友達は、共感しながら、楽しい時間を共有していく仲間達だし
男友達は、時々、心にぽっかり空く穴を、そっと塞いでくれる人。

パートナーである夫が、男友達の役割を果たす夫婦も多いので、男友達がいなくても困りはしませんが、女友達では埋められないものは確実にあるので、やはり男と女がペアになって生きていく方が、楽に生きられるような気がします(ラク⁼自由と履き違えている人も多いですが)。

婚活迷走中の方で、元彼と比較してしまい、「最低限、元彼レベルの男じゃないと嫌」と思っている方はとても多いんですよね。辛い過去の記憶は薄れ、幸せだった時の記憶は色濃く残るものなので、どうしたって元彼・元カノの存在は輝きを増してしまう。

でも、元彼というのは、いわば「若さ」という下駄を履いて出会った相手なので、下駄を脱がされた今、そのレベルの男性とお付き合いできるかは別問題。

少し前に、同年代の元彼と久々に再会をしました。
社会的に成功を収め、外見も若々しく、今は人生のモテ期だという彼と、こうして2人で会えるのって、昔一緒に過ごした時期があったからであり、今出会ったら、恋愛感情云々以前に、「2人でご飯」の相手にさえ選ばれないだろうなあと、ぼんやりと考えていました。

結婚相手に「居心地」や「フィーリング」を求めるのは、男女共に同じですが、それ以前に最低限「女(又は男)」であることを意識してもらうことが絶対に必要で、「おじさんは嫌」「同年代がいい」と言うのであれば、その方々にとって、自分は女性としてどれだけ魅力があるのか、何か足りていないのかを徹底的に分析して、努力する覚悟が必要です。

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