Nスペの庵野秀明スペシャル、ついつい面白くて観ちゃいましたねー。
代官山で働いていたときは、よく店の辺りでいつもサンダル履いて自転車漕いでいらっしゃいましたが、番組の中では表現を追求していくクリエイターとしての凄みを感じると同時に、もし普通に婚活で出会った場合、猛烈にこだわりは強いし、気難しいし、普通の女性であれば「・・・ちょっと私には無理です・・・」となってしまいそうな男性ではあるなー、と思って観ていた次第。

安野モヨコも「監督不行届」の中でその強烈な個性に面食らいながらも、温かな視線で彼を受け入れ、その彼の独特さを面白がりながら過ごしている日々の夫婦のエピソードをユーモラスに描いているのですが、

この本の庵野氏本人によるあとがきが一番心温まるもので、なんだか本の中ではやりたい放題で面白おかしく描かれている監督ですが、あとがきの中で「嫁さんのマンガは、現実に対処し他人の中で生きていくためのマンガで、自分がエヴァの中でできなかったことを実現していて、衝撃でした」と彼女の仕事を同じクリエイターとして誰よりもリスペクトし、彼女の生い立ちや生き方を理解しながら、深い愛情で彼もまた同様に妻を温かく見守っていることがわかるものでした。

婚活って、どうしてもその人の「バランスの良さ」で選びがちなんですよね。
外見、年収、人当たり等々、何かが秀でていても、何かが大きく欠落していたら、だいたい皆さんその人は選ばない。まあ、特に初対面同士だとよく知らない訳だし、そうであって当然なんですが。

安野氏がインタビューで「もう彼は出会ったときはとにかく色々めちゃくちゃで、この人このままみんな放っておくの(死ぬのでは)?誰も面倒見ないならじゃあ、私面倒みるよ」って感じだったと最初の出会いについて話していましたが、

第一線で働いて、いろんな経験をしてきて大人になったもの同士だからこその深い洞察力や読解力で相手を理解し、本当にリスペクトできる部分が根底にあるのであれば、相手に欠落があったとしてもそこは自分が補いましょう、という度量や寛容さを持ち合わせるだけに十分にお互いが大人である、というような関係がとてもいいな、とインタビューや漫画をみて思いました。

タイザノットは、知的で素敵な大人の女性がたくさんいますが、そうした社会で鍛え上げられ、聡明で能力の高い女性たちだからこそ、「パッと見のわかりやすいバランス」で相手を切らず、まずは相手に興味を持って掘り下げていきながら、彼らのように深い部分で理解し繋がれる相手と大人ならではの関係を築いていっていただくと素敵なのではないのかな、と思った昨日でした。

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