転職先の某大手広告代理店で異例の大出世をしている、以前の会社の同僚(先輩?)に仕事中に少し抜け出していただき、久しぶりにランチをしたのですが、クリクリのパーマヘアにダメージジーンズと迷彩柄のジャンパーという相変わらずのファッションで、このどう見ても古着屋の店員にしか見えない人が、目の前にそびえるあのバカでかい企業の超偉い人であるということに、かなりの違和感。

彼は日本の名だたる大企業のトップを相手にコンサルティング的な仕事をしているのですが、彼らと対峙する際にどれだけの準備をしていくのか、という話になり、

「むしろ一切情報は入れない。会社のHPすら見ない。とにかく徹底的にトップと“対話”をしていき、向こうが何を望んでいるのかを引き出し、ひたすら考える。広告会社の人はやたら面白いアイディアを提案しようとするけど(たしかに、面白いことは面白いんだけど)、でも、それが相手がお金を出してまで欲しいものであるかどうかは別。そこのところが、ほとんどの広告会社の人間がズレているなぁといつも思う。」

相手と“対話”もしないで、いきなり“オレってこんなすごいんです”みたいな話しだす奴なんて、普通でもコミュニケーションとしておかしいでしょ?

と、とにかく“対話”をし“考え”、相手の本質をいかに突いていき、懐に入るか、というような話をしておりましたが、これは婚活でも同じかもしれません。

「お見合いでこういうアピールをすれば間違いない」といった王道テクニックが存在している訳ではなく、お相手と会話をしていく中で、相手が人生や結婚に求めるものは何なのか、という彼の本質的な部分を探り、その上で自分をどうアピールするか、ということが大事に思います。

今は、男性の価値観も多様化していて、“良いお嫁さん”になりそうな女性よりも、しっかりとキャリアを積んできた自分の世界を持った、ガンガン稼いでいるぐらいの女性に魅力を感じる人もいたり、単純に括れなくなってきた時代だからこそ、そのプロセスが余計に重要。

先日もあるご成婚者カップルの男性が、「お見合いをしていく中で感じたことは、話を広げていけない、話の下手な女性が多いですね」ということをおっしゃっていましたが、

確かに女性会員様でも、ただただふわっと雑談を繰り返すだけで、そこから話を広げてお相手の深い部分の価値観や思考にたどり着けるような話ができず、お相手の気持ちを掴みきれずに、お相手の印象に残らない女性として終わっていくことが多いように思います。

彼が言うところの“トップがお金を出してまで欲しいアイディア”改め“男性が人生を賭けてまで欲しいと思える女性”になるための戦略。それはまずは徹底的な“対話”から。

それにしても、どこのお寺や神社に行くよりも、前線で今まさにガンガン疾走している人のキラキラしたオーラを浴びると、なんだかお裾分けで運気が上がる気がします(笑)。

予約の取れないレストランのように、彼のランチの予定を押さえるだけでも数ヶ月待ちらしいですが、また数年後、ますます出世しているであろう彼の面白い話をたくさん聞かせてもらいたいなぁと思います。

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