「仕事を頑張っている人」「仕事が好きな人」「仕事にやりがいを感じている人」
婚活している女性の8割以上が、お相手に求める条件の1つであり、そこは譲れないという方も多いのですが
仕事が好きで、仕事を頑張っている男性って、実際のところ、全体の何割くらいなのか疑問に思う田口です。

高年収=仕事を頑張っていると考える女性が多く、それを真正面から否定する気はないけれど、高年収でも、大企業勤務でも、新聞に掲載されるような大きな仕事を手掛けている人であっても、その仕事が「心底好き」「昔からの夢だった」「遣り甲斐がある」という100%の思いはなく、常に理想と現実の間で仕事に取り組んでいる男性が多いはず。そんな彼らに対し「すごい♡」「憧れます♡」と誰でも考えるような誉め言葉を投げているだけでは、彼らの心に響かない。

大切なのは、彼らの裏にある苦悩を聞き出してあげたり、ふとした瞬間に襲われる虚無感を理解してあげる包容力。

先日、久しぶりに同年代の男友達に会ったのですが、この彼は常に「俺はこのままでいいのかな?」と考えているんですよね。
一流大学を卒業し、一流企業に入社し、社内でも花形部署にいて、年収も破格。ルックスもよくモテるので、時々浮気はしいているけれど、基本的に家庭円満。それでも会う度に「俺、このままでいいのかな」的な発言をしていて、アーリーリタイアも具体的に描いています。ただの夢なのか、実現するつもりなのかは突っ込んでないのでわかりませんが(聞いてあげるのが友人としての役目)。

本人曰く「(自分は)人より、少し多く金を稼いでいるサラリーマン」で、「経済的にも精神的にも余裕があるから、他人にも優しくできる」。任された仕事は絶対に成果を出せるように全力で取り組むし、そんなに頭がよくない(と本人は言っています)分は、努力でカバーして、ここまできた。

でも、だから何?
金稼いでるから偉いとも思わないし、遣り甲斐がある仕事とも思わない。
本当にやりたいことは、この仕事じゃない。

彼が羨ましいと考えているのは、同年代で官僚や政治家になった友人たちなのですが、私の友人の官僚は、役所を辞めない理由について「1%でも遣り甲斐を見いだせるならば、その仕事を続けるべき・・という東大の恩師の言葉を信じて、今は踏ん張る」と。第一希望で憧れの役所で働くことができていても、1%の遣り甲斐を自分で見つけて働き続けているわけです。

ハイクラスの男性との結婚を望むのであれば、彼らの表面的な華やかさだけを見るのではなく、その裏に隠された本音を聞き出す能力を磨くところから、初めてみてはいかがでしょうか?(タイザノットの会員様には、直接伝授いたします)

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