イタリアまでの往復のフライトの機内で、結婚映画ばかり観ていた田口です。仕事の為というより、元々、恋愛映画が大好き♡20代の頃に観た恋愛映画を、今もう一度観ることで、当時との気持ちの変化に気づき、それはまるで新しい自分に会えたようで、とても新鮮に感じます。
帰国便で選んだのは、2004年に公開されたダイアン・キートン主演の『恋愛適齢期』という熟年男女の恋愛を描いた映画。バツイチで20代の娘がいる54歳の売れっ子脚本家のエリカ(ダイアン・キートン)が、63歳の経営者(ジャック・ニコルソン)と、36歳のイケメン医師(キアヌ・リーブス)との間で揺れ動き、最終的には63歳の男を選ぶというラブコメディ。当時、この映画を観た林真理子が『この映画を観た女達の全員が、絶対にキアヌを選ぶと言っている』とエッセイに綴っていたことまで覚えています(笑)。
54歳の主人公は、15歳も年下のイケメン医師に、熱烈なアプローチされたにもかかわらず、63歳の偏屈な経営者ハリーを選んだ・・・とこれだけ書くと、よくあるストーリーのように思えますが、50代で恋愛から遠ざかっていたエリカが、60代のハリーとのセックスの後にうれし泣きしたり、ハリーが若い女と食事しているのを目撃して、泣きながら詰め寄ったり、挙句の果てには、ハリーとの大失恋物語を脚本にして仕上げたり(さすが脚本家)と、傷つくことから逃げずに、自分の気持ちを向き合いながら生きていく姿が、女性の共感を呼ぶ映画に仕上がっています。
誰だって傷つきたくない。だから、相手の気持ちがわかるまでは、自分から好きと言いたくないし、好意を抱いていることを相手に悟られたくないものです。
でも、誰も傷つかない恋愛はないし、恋愛の傷を負えるのも独身のうちだけと思い、自分の気持ちから逃げずに活動を続けていれば、必ず幸せになれますので、諦めずに頑張って欲しいです。
前波も繰り返し書いていますが、諦めずに活動を続けていれば、必ずだれにでも不思議とチャンスは巡ってくるものですよ!
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