ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートは全然欲しいと思ったことが無いのですが、今年は玄関を飾るのに同ブランドのサンタクロースのフィギュリンが欲しいと思い探していたところ、2014年版の“ビールを飲みながら足湯につかる”という、他のアニュアルシリーズには類を見ない、やる気のないサンタが気に入り、取り寄せてみました。

私は以前(というか今もだけど)デパートでいうところの「特選洋食器」売場で、やけに高額な「ニュンヘンブルグ」というドイツのブランドを販売していたのですが、その際に他のブランド販売員さんに特別な商品を見せて頂いたり、またその価値をお客様から教えていただいたりという中で、だんだんと陶磁器周りに対する感覚が麻痺してきており、仮に夫が1足50万する靴を欲しいとか言い出したら全力で止めますが、「1客50万円のティーカップが欲しい」と言い出しても(言わないけど)、むしろちょっと私が前のめり気味で他の物を節制したとしても買いに行く気がします。

婚活をしていると、お相手の金銭感覚が気になることがあると思うのですが、もちろんその辺りがぴったりしていることに越したことはないものの、“何に価値を見出しお金を遣うか”というのは、本当に人それぞれなので、自分の価値観だけで相手を縛ることもできない部分でもあります。

例えば我が家であれば、夫は飲むことが好きなので、ある程度飲み会でお金が出ていっても仕方がないと思っており、その辺りは細かくは言わないようにしていますし、逆に夫は私に対し、仕事柄食器に多少こだわったとしても(50万のカップは買わないよ!)、まあ、好きなんだったら仕方ないな、と目を瞑っている気がします。もちろん現実的な範囲で。

なので、その辺りのズレはお相手が誰であっても大なり小なりあるもので(旅行にお金を遣うよりも物を買いたい人とか、住居にお金を掛けたいとか、車にこだわりたいとか、教育費には出し惜しみしない等)、結婚生活を始めていきながら、お互いの価値観をある程度許容しあい、落としどころを見つけていくもののような気がします。

お見合いだと特に結婚前にいろんな条件や価値観等をお相手と摺り合わせようとしがちですが、100%合致することなどは絶対にあり得ないので、それよりも今後長い結婚生活の中で違いが生じた際に、相手の立場になって考え、話し合いが出来る人間性であるかどうか、という部分を見ていく必要があるのではないでしょうか、と最近思います。