コロナ禍で、すっかりAmazonプライム生活になった田口です。
アメリカの大人気ドラマ『メンタリスト』の無料放送期間が終わってしまったので、NY版シャーロックホームズ『エレメンタリー』と、アガサクリスティーの『ミス・マープル』などを見始めたのですが、どちらの作品も殺人事件の謎解きは面白いのですが、メンタリストの主人公・パトリック・ジェーンを演じたサイモン・ベイカーのような超いい男が出てこない為、いまいち気持ちが乗れずにいました。
そんな時に、女性会員の方より、下記のような連絡があったのです。
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最近『高慢と偏見』を見て、田口さんからのアドバイスと同じメッセージを受け取り、一層身に染みました。
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で早速、私も観たところ、いつもの婚活サポートとは違う視点で、結婚について考えることができ、心のリフレッシュにもなったので、こちらでご紹介!
『高慢と偏見』は、英国作家ジェーン・オースティンの小説で、イギリスの田舎を舞台に、18世紀末~19世紀初頭のイギリス女性の結婚事情や、恋愛のすれ違いが描かれた作品です。
当時のイギリスでは、女性が自立できる職業がなく、結婚するしか幸せになる道はないとされていたどころか、女性は財産を相続することができず、五人姉妹である主人公一家は、父親が亡くなると、家を含む全財産を没収される為、母親は娘達をお金持ちと結婚させようと躍起になっていますが、いつの時代にも、娘には娘の想いがあるわけです(続きは映画か小説でどうぞ)
タイトルにもなっている『高慢(プライド)』ですが、恋愛も婚活も、プライドとは切っても切り離せないもので、誰もが心のどこかで、『この歳まで独身でいたのだから、皆をあっと言わせる人と結婚したい!』と思っているものなのですよね。
先日も綺麗な女性と結婚したいという男性が、その理由に『見栄もある』と仰っていましたが、プライドや見栄は捨てられるなら、捨てた方が婚活はうまくいきますし、それよりなにより人生がラクになると思うのですが、どうなのでしょう??
『偏見』も同じく、婚活市場において、親の職業や学歴、中高一貫教育を受けているかどうか(←この教育を受けさせることができる家庭で育った人がいいという理由の方が多い)など、そのお相手の『今』ではなく、生まれ育った環境で判断される方がいて、映画の中でも、主人公エリザベスの母親が下品(噂好きの田舎のオバサン的なうるさい人)という理由で、その娘とも結婚しない方がいいと親友に言ってしまったことで、取り返しのつかないことになるエピソードがありますが、先入観や他人からの評価ではなく、自分の目や耳で確かめたことだけを信じられない人は、ソールメイトに出会えることなどないのです。
と、婚活STUDYと思うと気が重たくなりますので、『恋がしたい時に観る映画』と思って、まずはお試しくださいませ。主人公の恋の相手である大富豪役のコリンファースが、もう素敵すぎて(←結局、私が惹かれるのはここ笑)倒れそうになります!
最後に・・・お勧めしてくださった女性会員様が、この映画と私から受け取ったメッセージというのは『どこに住むかではなく、誰と住むか』。
大切な何かを思い出させてくれる映画であることは、間違いありません。
*ハイクラス・海外駐在員のための結婚相談所*