成婚退会された女性が言っていました。
「私は幸せの沸点が低いんです。だから男の人に荷物を持ってもらっただけで、『なんていい人なんだ』って感動してしまうんです」

わかるわかる・・・と、思わず大きく頷いてしまいました。
私も幸せの沸点が、すごーく低いんですよね。
特に夫婦関係においては。

うちの夫はSNSの類を全く利用していないので、日中は殆ど連絡を取り合わないのですが(時々、私がメールしても、殆どスルーされます)、ごくたまに気まぐれで『今から帰る』とメールが入る時があり、なんだかそれは特別なことのようで、私はちょっと幸せを感じるわけです。でも世の中には、帰宅予定時間を連絡しないと怒る妻もいるようで、同じメッセージでも、受け取る側によって、全然違うのが不思議です。

同じように、お相手の男性から毎日Lineやメールがきて当たり前と感じる女性もいれば、「私の為に、Lineを送る時間をつくってくれてありがとう」と感謝をする女性もいます。デートでも同じで、「ご馳走してもらって当たり前」と思う女性もいれば、自分の為にお店を探し、予約をしてくれただけでもありがたいのに、お支払いまでしらもらって申し訳ないと恐縮する女性もいるわけです。

もちろん、今までの人生で、モテてきた人とそうでない人では、感じ方が違うものですが、外見が可愛いという理由で、子供の頃から周りにちやほやされすぎで、お相手への要求がどんどんエスカレートしていく人を見ていると、なんだか可哀想に思えてしまうのです。ブスのひがみと言われれば、それまでですが、男と女の恋愛というのは、何かをしてもらうことで満足するものではないということを知る機会がなかったということですからね。

婚活中は、何が幸せかわからなくなることも多いですが、そんな時は、「お相手は私と一緒にいる時間、幸せなんだろうか?」と考えてみてください。一度、第三者目線で物事を見つめると、案外簡単に答えはでるものですよ。

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