婚期が遅れてしまった人が、よく言われるこの台詞「理想が高い」。
これは「身の程知らず」だというのを、遠回しに言われているに過ぎません。
たとえば、慶應卒で、三菱商事勤務の28歳美人女性が、「早慶以上で、商社かマスコミの身長170㎝以上希望!」と言ったとしても
「理想が高い」とは言われず、「そうだよねえ・・・」「なかなかいないよね・・・」となるわけです。
本人のスペックがそれほど高くはないのに、あれこれ条件を挙げているから「理想が高い」と言われてしまう。
大昔、私も男友達に言われたことがありました。
「いづみちゃんてさー、理想が高すぎて、30過ぎても独身でいるタイプだよね」と。
当時、25歳前後だったので、その言葉について、深く考えたりはしませんでしたが、
「30過ぎても独身」
という彼の言葉が、実はずーっと心の奥底に残っていて、いつもどこかで「年齢」と「婚期」を意識しながら独身時代を過ごしていました。
あの頃、私は「頭がいい男が理想」と周囲に言っていて(今でも、それは変わりませんが)、いろいろ紹介してもらったり、付き合ったりしましたが、本当にハイレベルの人との会話の中で、わからない言葉が出てくることも多々あり、家に帰って辞書を引く(ネット検索?)ことも珍しくなかったし、一人暮らしでお金もなかったけど、新聞代はケチりませんでした。
タイザノットの女性会員様で、ハイクラスの男性との出会いを求めている方が
「彼らと話していると、自分がいかに物事を深く考えていないか気づかされた」と仰り、彼女は本を読んだりの努力を始められたのですが、「婚活」ってそういうことなんでうよね。闇雲に異性に会っていくことではなく、異性と話すことで、自分と向き合っていく活動なんです。
「理想が高いから、相手が見つからない」と嘆いていては、あーっという間に、おじいちゃん又はおばあちゃん。
「理想が高い」と言われる人は、自分のレベルを正確に把握し、足りないものを補う努力をするか、相手に多くを求めることをやめるしかないのです。
婚活は難しいことではなく、単純な足し算・引き算なのですから。
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