男性会員様が面談の際にこんなことを仰っていました。
『礼儀正しくて所作が美しい女性のきちんと感は結婚相手としてはいいけれど、いつまでも他人行儀で距離が縮まらないから、恋愛関係に発展しにくいんですよね』と。

特にお見合いという少し堅苦しい出会いだと、男性も女性もよそ行きの顔を見せがちなので、それを上手に崩していくテクニックがないと(ここは結婚相談所に頼頼るところ)、成婚まで進めないのです。

私が好きなドラマの1つに、谷崎潤一郎さんの『痴人の愛』をモチーフに、山田詠美さんが描いた『賢者の愛』という作品があります。主人公の女性編集者・真由子(中山美穂)が、初恋の人を奪った親友(高岡早紀)の息子・直巳(竜生涼)を20年かけ調教し、母親から奪うというストーリーなのですが、調教手段の1つとして、小学生の直巳とお行儀の悪い恰好で一緒に夕ご飯を食べるシーンがあります。この小さな悪だくみを共有してくれる年上女性が彼にとって特別な存在になっていくのですが、恋愛も同じで、時にはドキっとするような発言や行動でお互いの感情を刺激していかないと、いつまで経っても距離は縮まりません。

ドキドキするような言動や行動とは何か?
例えばレストランの選び方にしても、最初の2回はザ・デート的なお店でいいのですが、3回目はガラっと雰囲気を変えてみるとか、会話でしたら仕事や食事、旅行の話だけではなく、プライべートに踏み込んでみたり、結婚の話をするなど自分の想像の範囲で少しずつ変化をつけるだけでいいのです。

男女関係というのは、お互いに相手の魂に触れることで、特別な感情を抱くもの。
だから『こんなこと聞いて図々しいかな?踏み込み過ぎかな?』と感じるギリギリのところで会話を掘り下げていくことが大切。

タイザノットは外見磨きのサポートはもちろん、会話にすごく力を入れていますので、誰と会っても深い関係にならないお悩みがある方は、是非一度ご相談くださいませ。

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