30代の美人女医会員様と面談をしたところ、お見合いでお相手の会社員男性に
「すごいですね!」
と連発され、居心地が悪かったと仰っていました。

女医を筆頭に女性弁護士・会計士などのご職業や、高学歴・留学経験がある女性達は、「すごいですね!」と言われるのを嫌がるケースが多いのですが、婚活マニュアル系の本などでは、女性は男性にサシスセソ(さすが!知らなかった!すごい!センスいい!そうなんだ!)の褒め言葉が大切と言われていますよね。

でも、これハイクラス婚活では逆効果。
女医さん達が「すごい!」と言われるのを嫌がるように、ハイクラス男性達もサシスセソには辟易しています。「すごい!」と言われて落ちるのは、普通の男性だけ。

私も大昔、彼氏がいない女友達(付き合いは古いけれど、それほど親しくない)に、弁護士男性を紹介した際、「すごい!」「知らない!」と連発され、紹介したことを後悔したことがあります。彼女はサシスセソを意識していたわけではなく、本当に自分の知らない世界の話を聞いて、心から「すごい!」と思っていたようですが、「すごい!すごい!」を連発すると、バカっぽく見えるのですよね・・・。
紹介する側としては
「素敵な女の子を紹介してくれて、ありがとう!」
と言われるような女性を紹介するのですが、この時ばかりは、しくじったと強く感じたので、その友達からはその後何度も「誰か紹介して」と言われましたが、自分の直接の知り合いは紹介しませんでした。ちなみにこれは20代後半の時の話でしたが、「すごい!」を連発した女友達はアラフィフの今でも独身です💦

褒められれば誰だって嬉しいけれど、その褒め言葉は「すごい!」ではないのです。
ここがキャバ嬢と違うポイント。

相手のどこに着目し、どんな言葉で褒めるかに、個性やセンスが出ることを意識して会話をする必要があるのがハイクラス婚活なのです。

私は前職が営業職だったので、「取引先の人はとにかく褒める」をモットーにしている同僚達がいましたが、「何でもいいから誉める」を意識しての褒め言葉は、相手にも伝わるので、これも逆効果ではないかと思います。女同士でもよくありますが、自分より明らかに痩せてる女友達に「全然太ってないよー。ダイエットの必要ないよ!」と言われたりすると、ムッとしますよね、あれです笑

婚活の場合も基本は同じ。
お見合いでは、まだ初対面なので、外見や服装などしか褒める要素がありませんが、プレ交際に進んだら、まずはお相手が誇りに思っていることと、コンプレックスに思っていることを真っ先に探りましょう!これが褒め言葉の参考になりますが、それ以上にお相手の生き方、人生観を表すものであり、結婚というのは結局のところ、食べ物の趣向や共通の趣味といった表面的な共通点より、その人の根幹をなす価値観が一致する人でないと、長い人生のどこかで破綻してしまいます。

上手に褒めたいなら、まずは相手のコンプレックスを褒めましょう。
私自身、物心ついた時、それこそ幼稚園時代から、自分の声をコンプレックスに感じていたので(低くてハスキー)、最初の彼氏は、「いづみちゃんの声、俺好きなんだよね。ずっと電話していたくなる」と言ってくれた男の子でした。まさか、世の中にこのダミ声を好きと言ってくれる人がいるとは思わず、ちょっと感激したのですよね。

人の気持ちなんて、ちょっとした一言で変わるもの。
落としたい相手がいる方は、是非、コンプレックスを探り、上手に褒めましょう!

タイザノットの会員の皆さんは、お相手の情報を詳しく教えて頂ければ、お会いしていなくてもその人のコンプレックスや価値観は想像できるので、効果的な褒め言葉をアドバイスできますよ♡