『なかなか自分に合う人に出会えない』
そんな悩みを相談してくださった男性会員の方への田口のアドバイスは
『私自身、自分に合う人はいないと思っていたので、合わないことを前提に、どれだけ相手を許容できるかを考えていました』というものでした。これは彼にとって新しい価値観だったらしく、やはり婚活は一人で進めるより、誰かと対話しながらの方がスムーズだと改めて感じた次第です。

自分とぴったりな人なんて、存在しないということは、皆さん百も承知なのですが、少しだけでもいいから、『合う』お相手を求めています。
でも、『合う』って何?

こんなにも自分とぴったりな人がこの世にいたと、付き合い当初に感動すら覚えた人が、別れる時には『全く合わない。なぜ、この人と付き合っていたのだろう?』と思うようになっている。私自身はそんな恋愛を繰り返すうちに『合う』なんていうのは幻想で、人間は時間と共に変化し続けるものだし、その変化のスピードや内容は、必ずしも相手と一致しないと思うようになってから、『合わない』ことを許容するというスタンスに変わりました。

離婚を考えているという男友達の相談にのったところ、別れたい理由は『性格の不一致』というもので、結婚当初から、合わないことは感じていたというのですが、その奥さんと出会った時、彼は私にこう言ったのです。

『彼女とは、信じられないくらい、何もかもがぴったり合うんだ』と。

もうかれこれ10年以上も前のことを、私はよーく覚えていたので、当然本人に、その過去の発言を突き付けたところ、すっかり忘れていました。
人間の記憶なんて、そんなもの。

ちなみに、私の夫も『自分に合う人間はいない』と思っていたようで、私のことも『合う』とは今でも思っていないようです。それでもなんとか、もうすぐ結婚11年目を迎えられそうです。

『合う』人を探していたら、一生出会えないかもしれません。そんな不安に陥ったら、別の角度から物事を考えてみると、案外すんなり答えが見つかるかもしれませんよ。

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