男性は不特定多数の女性にモテたいものですが、女性は自分が好きな人にだけ愛されれば、それで満足。
だから「モテたい!」とは本心から思っていない方が多いと思います。

メイクでもファッションでも「モテ」系は常に特集が組まれていますし、モテ本なんかも出ていますが、女性がモテたいと願うことは男に媚びることであり、下品なこと。そんなイメージがつきまとっている方も多いはず。

モテる=隙がある

美人だからモテる女性を羨む一方で、美人じゃないのにモテる女性のことは「隙がある」と言う。
これは、今も昔も変わらない女同士の暗号のようなもので、できれば一生言われたくない言葉。

だから「隙がないよね」と言われると、ちょっと嬉しい自分がいるんですよね。
自分は男に媚びていない。
女を売りにしていない。
今どき珍しい、真面目でお堅い私のことを、きっと見染めてくれる男性がいるはずだから、不特定多数の男性にモテる必要はないのだと、自己正当化してしまう。

でも「隙がない女」って、男と女の関係に限らず、同性から見ても、可愛げがなく、謙虚さもなく、プライドが高い。
隙がある女は同性に嫌われがちだけど、隙がない女も、決して好感を持たれるわけではないのです。

隙があるって、肌をチラ見せすることではなくて、心を開いて、他人を受け入れようとする姿勢。
ほどよく隙をつくることで、異性だけでなく、同性からも好感を持たれる女性を目指すことが、結果的に素敵な男性から好意を持たれることにつながりますので、いつまでも「隙がない」ことを誇りに思っていないで、その頑な心を溶かす努力をしましょうね!

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