はじめまして。前波まやと申します。
気づけば、知らない間に人生折り返していた訳ですが、一体人生の半分で私は何をやっていたんだろうか、と振り返ってみると、
広告代理店で働いてみたり、自分でセレクトショップを立ち上げてみたり、海外のブランドを日本に引っ張ってきてみたり、脈絡があまりにないため、一貫したキャリアを積み上げてきたとは言いがたい状況にありますが、一つだけありました。私が本質的にやってきたことが。
それは端的に言えば、“魅力を探し出し、伝えること”でした。
例えば、広告のお仕事とは、クライアントの商品やクライアント自身の魅力をターゲットにどうやって伝えるか、ということをあの手この手で考える、というものであり、
また、モノを仕入れて売る、という非常にシンプルな商売においても、まずは自分のお客様にとって“魅力的なものを世界中から探し出してくる”ということ、そして、それをただ店頭に並べておくだけではダメで、その商品の素晴らしさを様々な角度でお客様に接客しながらお伝えし購入へと結びつけるという、”魅力を探し出し、伝える”ということが非常に大事な要素。
世の中、ただ作り手と買い手が存在していても、誰かがそれを紹介してつながなければ、成立しない訳です。
そして今、周りを見渡してみると、この“魅力を探し出し、伝える”仲介者がいないことにより、困難な状況に陥っているのが「結婚」という市場です。
私は主にジュエリーを扱うセレクトショップだったのですが、数千円から1万円程度のピアスであっても、商品やデザイナーの説明をきちんと店員がお話したり、普段のお洋服とのアレンジを一緒にイメージしたりして背中を押してあげることで、やっとお客様は「買おうかな」と決断する訳ですから、結婚なんていう人生の一大決心は、大手の相談所のような機械的なデータマッチングで決めきれなくて当然です。
セレクトしてくるセンスや、見せ方、伝え方、そこには機械ではなく、間に入る人間の感性のフィルターが重要になります。
相談者の一人一人に寄り添い、共に考え、各々の魅力を最大限に引き出し、本当に自分とぴったりと合うお相手を探し出し、その魅力が伝わるよう、“結婚にいたるまでのプロジェクト”を全力でサポートしていきます。
最後になりましたが、Tie the Knotとは“縁を結ぶ”という意味。
今までは、ショップオーナー・バイヤーとしてモノと人との縁を結んできましたが、次なるステージは、人と人との縁をたくさん結んでいきたいと思っています。
長くなりましたが、ご挨拶にかえて。