会社員時代にお世話になった方が執行役員となったということで、友人と一緒にお祝いを選びにいってきました in 二子玉川。
彼女は無事希望していた慶応幼稚舎にお子さんを合格させ、最後の1年間は精神的に辛くて(お母さんが)寝れなかったという、小学校受験の凄まじさを天ぷらを食べながら、ほぇ〜!とこっちは呑気に聞いていた訳ですが、
それを裏付けるように、久しぶりに会った友人は、“ものすごいデキるお母さん”になっており、お祝いを選ぶにも段取りや根回しを率先して仕切ってくれて、「あれ?こんな頼もしい人だったっけ??」とちょっと驚いてしまいました
お受験は子供も成長する一方、お母さんたちも成長していくものなのだろうなぁとちょっと感動してしまいましたが、ふと、ある女性会員さんがお相手の男性から「子供をお受験で勝たせる自信があるか」と質問された話を思い出してしまいました。
「・・・そんな質問してくる方も珍しいですね(汗)」と私たちもちょっとびっくりしましたが、でも、こうしてお受験が普通になってきたご時勢に、東京でしっかりと子育てをするには、ただただふんわり、おっとりしているだけの奥さんではやっていけない、という現実的な感覚を持っている男性というのも、案外ある程度いるのかもしれません。
実際、今どきの男性の傾向を見ていると、当たり前かもしれませんが、ただ綺麗だったり、かわいかったり、女性らしさがあったり、料理好きで家庭的、ぐらいのことではダメで「しっかり」していることも非常に重要視しているように感じます(別に子供の受験用という訳ではなく)。
若さと美貌があればおっとりとしたお嬢さんでも余裕のある専業主婦としていられる時代は終わり、働いていようがいまいが、賢さや機転やたくましさがなければ東京のハイエンド層では闘っていけないんだな・・・と、次の第二子の慶応お受験に向けて戦闘態勢に入る、母として逞しくなった友人の背中を、高島屋の屋上で眩しく眺めた昼下がりでした。