「美人なのにさ、『かつ丼が好き』とか言ってて、そういうのに俺弱いんだよなあ」と男友達が言っているのを聞いて、改めて男心について考えさせられた田口です。

万人受けするのは、「美人だけど、気取らない人」。

最近、バブルを象徴する芸能人として、田中美奈子さんがテレビに出ていますが、当時イケイケ(古い?)で、いい女を気取っていた彼女が、気取らないオバサンの役回りに徹していて、それが視聴者の好感度を上げているように感じます。おにゃん子クラブ出身者たちは、もっと顕著で、バカに徹する「渡辺美奈代&国生さゆり」と、バカなことはしません的な「渡辺満里奈&新田絵理」を比べると、前者の方が圧倒的に好感度が高く、後者は「所詮、おちゃん子のくせに」と、やや悪意に満ちた目で見られてしまうという世間の目の厳しさを感じます。

「私はこのレベルの女なんです」というのをデートでさりげなく男性に示すことが、ハイクラスの男性の心を掴めるのは、女性として全盛期の時だけ。
今の菜々緒が高飛車であることは、更に彼女の値を吊り上げるけど、35歳過ぎて同じことをやってる痛い!

大手航空会社の国際線CAの会員女性とお話した際、
「イタリアンとかフレンチの気取った店より赤提灯が好き。ワイン飲むならサイゼリアでもいいの」と仰っていました。
(ちなみにワインエキスパートの資格もお持ちです)
若い時に世界中の高級レストランで食べつくした結果、自分が居心地がいいと感じるのは、気取らない「赤提灯」のお店だと気づいたそうです。

一流を知り尽くしたからこそ、本当に必要なものがわかる。
多くの経験を積んだからこそ、本当に大切にしたいものがわかる。
それこそが男性が「最後の女」として選ぶ大人の女性。

年相応の振る舞いができているか自信がないという方は、、10年前の自分と今の自分の求めるものを比較してみてください。
大きく変わっていれば成長している証拠ですし、10年前と大差がなければ、成長が止まっているということですよ。

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