ハイクラスの男性の婚活サポートをしていて感じるのが、『今の男は、女性に対等な関係を求めている』ということ。ひと昔前は『君は強いから、一人で平気さ』と言われるような女はモテないと思われていましたが、今は『自分の意見があって、それを主張できる女性』が求められています。
会社で女性の仕事がお茶くみだった時代は終わり、今は会議に出て、男性と同じように意見を言えるようになりました。それと同じことなのですね。
だから『うちの家族は〇〇』(環境依存)、『元彼は〇〇』(過去依存)と、周囲の人や過去の話ばかりしている人は、いいご縁に巡り合えません。恋愛は、丸裸の自分になった状態で放つ光で、異性を惹きつけるものだから。
人は生まれてくる環境も、親から引き継ぐ遺伝子も選べません。恵まれている人もいれば、そうでない人もいて、誰もが平等に不公平。しかしそこで、生まれ持った能力と、与えられた環境を最大限に生かし、世界でたった一人の自分に作り上げるのは、自分自身なのです。
自分軸について改めて考える為、ビズリーチの社長・南壮一郎さんの『絶対ブレない軸のつくり方』を読み返してみました。この手の成功者は、一般人とはそもそもパワーが違うので、そのまま真似はできませんが、『好き』や『理想』を諦めずに、とことん突き詰めるというのは、婚活に応用できるような気がしました。
例えば、『高年収の男性と結婚したい』という希望でもいいのです。大切なのは、下手な鉄砲も数撃ち当たる方式で、高年収男性にお申込みをするのではなく、『なぜ自分はお金が必要だと思うのか』を、掘り下げることなのです。そこに必ず、自分のこだわりや、生きる上での信念があるはずだから。
同年代の男性でないと嫌というアラフォー以上の女性も同じ。なぜ、年齢が離れている男性は嫌なのか?自分は、若い女の子にはない、大人の女の経験値を評価して欲しいと願っているのに、なぜ同じ物差しで相手を評価できないのか?具体的な理由がないのであれば、それは『若くて美人じゃないと嫌』と言っている男性と同じレベルになってしまいます。だから、譲れない理由を徹底的に掘り下げることが必要なのです。
男性も同じ。ただ美人がいいと言っているだけの人は、婚活が長引きますが、『自分の顔がコンプレックスだから、美しい顔の遺伝子が欲しい』『身長が高い女性は、健康な子供を産んでくれるような気がする』と、希望条件に具体的な理由がある方は、スピード成婚していきます。
魅力的な方と結婚したいのであれば、丸裸で勝負できる自分になる。それが令和時代の結婚とも言えましょう。
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