先日、美容院で女性誌を読んでいて、よくある「二人の結婚生活」みたいなページ(どこで出会って、どんなところで結婚式をして、どんな新婚ライフを送っているかといったことを紹介しているページ)があり、休日もなんだかお洒落なカフェでブランチをしたり、部屋のインテリアもとても素敵で・・・と、たぶん多くの人が思い描く理想の新婚生活をヴィジュアル化するとこういう感じなんだろうなぁ、と興味深く目を通していたのですが、

・・・が、(残念ながら?)現実的には、これは“結婚後、1〜2年限定の図”。

なぜなら、20代〜30代の女性が結婚すると、だいたい皆さん結婚後1〜2年で妊娠・出産というフェーズに移行するので、イメージしていた“都会のオシャレで素敵な余裕のあるカップルライフ”みたいなところから生活が一変します。

例えば・・・オシャレなカフェやレストランに行けないことはありませんが、子供が水をこぼす、泣く、飽きて騒ぐ等々、「食事をしながらゆっくりワインでも空けて・・・」という余裕は微塵も無く、「食べ終わったから、じゃあ、もう出ようか!」とデザートを頼む気にすらならず、すぐさま退散することになりますし、

「子供がいても、ミッキーやらトーマスやら、部屋のトーンを崩すものを置くことは絶対しない!」と昔から心に決めていても、なぜか気付けばリビングに等身大巨大アンパンマンが驚く程の存在感で居住しており、オーダーメイドで作った、花や置物を飾るオリエンタルなローテーブルも今や子供のジャングルジム的踏み台となり、破壊されます(そう、それは我が家)。

つまり、結婚後をイメージする際には、結婚したての数年よりももっと長い時間を費やすであろう子育ての期間を念頭に置くことも必要かと、まさに渦中にいる私なんかは思います(しかも、もし子供が2人、3人ともなれば、この期間はもっと長くなります)。

そうしたときに何が大事かというと、“素敵なレストランを知っている”とか“デートの段取りがスマート”とか、そういうことは本当にどうでも良く(なぜなら、そんなシーンが無くなるから)、いかに子煩悩で、協力的な夫になるか、という点の方がはるかに重要。

先日も友人の男性が「奥さんが現在妊娠中なので、毎日子供二人をお風呂に入れて寝かしつけを担当している(から、なかなか飲みにいく時間が取りにくい)」という話をしており、仕事もお医者さんなので、相当忙しいし、疲れるだろうと想像しますが、それでも日々しっかり家庭での役割を果たしている姿は、“神”夫、というか、お父さん。

ぜひ皆さんも、二人だけの短い新婚生活をイメージした近視眼的なパートナー選びではなく、そこそこの時間とエネルギーを費やすことになる子育て期間を想定してお相手を選んでみてはいかがでしょうか。その方がきっと「あー、この人と結婚してよかった!」と思えることが多いように思います。