誰だって、友人や家族に、自分の結婚を祝福してもらいたいと願うもの。だからといって、親の意見に引っ張られすぎたり、親の気持ちを汲みすぎると、結婚はどんどん難しくなってしまいます。

30歳過ぎると、どこの親でも「結婚しろ」的なことを言い出すもので、当時私は本当にそれがウザくてウザくて、一度キレました。

「それ以上、結婚の話をするなら、当分家には帰らないから!」

それ以降、母親は一言も結婚の文字を言わなくなりましたが、同年代の女友達はみんな同じような感じで、お正月でも帰省せずに、東京に残っている独身友達も、結構な数いたのを今でもはっきり覚えています。

30代に突入し、そろそろ結婚しなきゃいけないことは、自分が一番わかっている。
だから、自分なりに行動しているけれど、そう簡単に結婚が決まるものでもないんだよ!
という気持ちでした、ハイ。

私のように親の小言を心からウザいと思う人がいる一方で、親を安心させる為に、早く結婚したいと願う独身者も男性を中心に多く、皆さん「できれば、親が喜ぶ相手がいい」とおっしゃります。親が喜ぶ相手って、嫁の場合は「どんな時でも、息子を立ててくれて、健康管理もしっかりしてくれて、浪費せず、元気な孫を産んでくれる女性」で、婿の場合は「真面目で、収入も安定していて、浮気をせず、妻に優しくしてくれる男性」という感じでしょうか。

もちろん、親にも喜んで欲しいけど、結婚するのは、あなた自身。
あなたが、「私はこの人と結婚して、幸せになれます」と、きっぱり言い切ることができれば、どんな相手だって受け入れてくれるのが、親だと思うし、それこそが親孝行。親が喜ぶような相手であるかどうかより、自分の気持ち、自分の見る目を大切にして欲しいと思う今日この頃。

男性の皆さん、お母さんが大切なのはわかりますが、結婚相手を選んだ理で「母親が喜びそうだった」なんて言われたら、正直、女性は興ざめですよ。女の究極の憧れは、「たとえ親に反対されても、君と結婚したい」と言われることなのだから。

女性の皆さん、親が喜びそうな男性というのは、誠実で真面目を絵に描いたような男性ですが、女性はお相手にヤクザな部分が少しでもないと色気を感じず、ピンとこないものです。

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