巷のアラサー、アラフォー女性の中で、「これ、ホラーマンガだろ・・・」と話題になっていたところ、遂に連ドラバされた、東京タラレバ娘。
「もう少し痩せたら、彼氏ができるのに」「素敵な男性とさえ出会えれば、結婚できるのに」
と、タラレバを言い続け、女子会ばっかりやって過ごしているうちに、気づけばアラサーになってしまった主人公。
全てのエピソードが、超リ・ア・ル!!!
うっ、なんかこんなかんじだっただったような気がする、私と私の周辺。。。と、心当たりがありすぎて、笑えると同時に傷が痛みます。。
作者は、“私たちは小さい頃から少女マンガに影響されすぎていて、少女マンガ脳になっていることが問題の一つ”というようなことを言っており、マンガの中でも、ドラマにもなった「今日は会社休みます」を暗に思いっきりディスってて笑えるのですが、
本当に目の前の現実を変えていくには、どんなに厳しい現実であっても目を背けず、ファンタジーから脱却しなければいけないことを、痛烈に描いています(ギャグマンガだけど)。
でも、婚活をしていない人たちが読んでも、同じように気持ちが動くはず。
なぜなら、全体を通したテーマは“客観視の重要性”であり、“タラレバを言いながら、なかなか行動に移さない、根拠のない夢ばかり見がち”というようなことは誰にでもある状況だからです。(だから、必ずしも結婚しなければいけないとか、そういうことを主張しているマンガではなく、婚活を通して、普遍的に“客観的に自分を捉えられない人間”を描いているように思います)。
婚活している人も、そうでない人も(男性も)、イタタタ・・・と思いながらも楽しめる、ちょっとMっ気がある方は、手に取ってみることをオススメします。
果たして、今後どういう結論でまとめていくのか楽しみです!