平日昼の銀座のオープンテラスで、女友達とシャンパンを飲んでいたところ、隣のテーブルの派手な人妻が

「この前のハワイ旅行で、夫とそれぞれ150万ずつ買い物しちゃった~」

と自慢だかよくわからない話を、一緒にいた若い男性に話していたのが聞こえてきました。
(こういう時、女は耳はダンボ笑)
ハワイに行く友達に、「ハワイで何してるの?」と聞くと、大抵が「のんびしてるよ~、買い物したり」と答えるのですが、買い物といっても金額が桁違いなんですねえ。

以前、家族旅行のハワイから帰国した女友達が、靴を14足買ってきたとフェイスブックに画像を投稿していましたが、ブランド物の靴を14足だと、50000円×14=70万円なので、バッグやアクセサリーを購入すると、すぐに100万円くらい越えてしまうのかもしれません。

婚活男性に理想の奥様像をお聞きすると、ほぼ全員の男性が「浪費する女はNG」と仰るのですが「年に1回くらいブランドバッグを買うくらいは構わない」と言う男性も、不思議と一定数いらっしゃり、日本人男性というのは「女はブランド物が好き」という固定概念があるように感じます。

ブランド物を買うのを許す男性がいる一方で、「ブランド物を買う女は嫌い」という男性もいて、どちらにしても、大した話じゃないと、個人的には思っています。

どんなものを身につけるかで一番大切なのは「TPO」と「身の丈」。

オシャレをしなければいけない場所なのに、安物の服を着るのはみすぼらしいし、かといって、明らかに誰か(基本的には男)に買ってもらったであろう分不相応なブランド物やアクセサリーを身につけていても、周りからは冷ややかな目で見られるもの。

デビ夫人がご自身のネックレスについて「私が身につけると、全て本物の高級な宝石だと思われるけど、これ偽物なんですよ」と仰っていて(偽物の中でも高級品だと思いますが)、内面から放たれるオーラがある人ってそういうものなんですよね。

宝石でも、バッグでも、本物を知ることは大切なこと。
でも、本人の内面の輝きがあったこそなのではないかと思う今日この頃です。

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