女友達との飲み会で利用した渋谷・宮益坂のビストロ「ヘイメル・ミヤマス」が、雰囲気よし、料理・お酒よし、コスパよしのお店だったので、早速ご紹介!
フランスのロワール地方でシャルキュトリー修業を積んだシェフが、腕を振るってくれるとお店の紹介にも書いてありますが、何を隠そう、私が人生で初めて憧れた外国はフランスのロワール地方でした。中学時代に読んでいたい小説と、たまたま近所の塾の先生の自宅にあったフランスの写真集に魅せられた中学生の私は、「フランス語を勉強して、フランスに留学したい!」と母親にお願いしたり、三者面談でも「フランス語が学べる高校に進学したい!」なとど言い出し、親や担任の先生を困られていたほどです。結局、高校は普通科(地方にフランス語が学べる高校などない)、大学も法学部に進み、第二外国語もフランス語ではなくドイツ語を選択したので、あのフランスへの情熱はどこへやら?という感じですが、憧れが強すぎるあまり、フランス旅行にもなかなか行けず、ロワール古城めぐりを実現できたのは40代になってからでした。
どうでもいい私の思いで話が長くなりましたが、そんなロワールの雰囲気を楽しめるのがヘイメル・ミヤマス。店内はテーブル席とカウンターがあります。テーブルは満席だったのでカウンターにしましたが、デート利用なら迷わずカウンターを選んでくださいね!ちなみに、店内は薄暗くデートにぴったり!30代以上になると、明るい場所だとやはりお肌の毛穴やたるみが気になるので、店内の照明も二人の仲を早い段階で盛り上げるには大切なポイントとなります。
お酒のメニューはベルギービールとワインがメインですが、どちらも種類が豊富で、ワインはボトル3000円代からありバローロ(イタリアワインの王様)も8000円前後と、驚くほどリーズナブル!お酒がお好きな方はもちろん、ワインは好きだけど量は飲めない方用にはハーフボトルもあります。
お料理はシャルキュトリーはもちろんですが、郷土料理も豊富で、シャンパーニュ地方トロワの名物料理アンドゥイエットがメニューにあったのには感動しました。豚肉の腸詰めなので、モツが苦手な方だと難しいですが(実際に一緒にいた女友達の一人は途中で断念したほど)、好きな人にはたまらないのですよ~これ。
カジュアルなお店で敷居は高くないのですが、男性は意外とこの手のビストロに慣れていない方もいて、お料理のメニューにしても「シャルキュトリーって何?」(ハム、ソーセージ、パテ、テリーヌなどの食肉加工品)という方も少なくないと思うのですよね。やっぱり、お料理やレストラン全般に関しては、圧倒的に女性の方が知識も経験も豊富。一部のグルメな方を除き、男同士は美味しいものを食べに行く目的で集まらないから、小洒落たお店を知らないのです。でも、がっかりする必要はなし!むしろ、グルメでない男性の方が、結婚後の食事にもいちいちケチをつけないし、何を作っても美味しい!と喜んでくれるので、結婚するならグルメじゃない男に限りますよ!時々、贅沢をしたければ、妻の自分がお店を探して、お店の予約をして、二人で行けばいいのです。
結婚相手は、人生で一番食事を一緒にする回数が多い相手になるので、相性も大切ですが、好きなものも嫌いなものも、食事へのお金のかけ方もぴったりなんて人を望んでいては、いつまでも婚活が終わりませんので、広い心で許容してあげることが成婚の秘訣です♡